本格的に夏を感じてきた8月上旬。
久しぶりに学生になった感覚を得ました。
4日間に渡り東京へ通学し貴重な知識を吸収する事が出来ました。
昨年の上級指導員(コーチ2)に引き続きコーチ3の資格取得を目標に専門課程を受講してきました。どんな些細な事も聞き逃さないようにと意気込んで講義に挑んだせいか書き綴ったメモはレポート用紙30枚。走り書きした判別の難しい文字を清書するのも一苦労ですが、漏らさず知識として記憶に残すことが第一と思い頑張っています。(まだ終わってません)子供たちが何年か先目指そうとする世界の実情やそこへ行くための道しるべを見つけて来た感じがします。なぜそう感じたかというと、受講していたおよそ40人のうち半数がプレミア関係者(選手、コーチ、監督、アナリストetc)普段聞くことの無い内容の話しを数多く聞くことができました。いつか役立つ事があればいいなと思います。
バレーボールのトレーニングプログラムについては確認で済むことも見直す部分もあり、自信を持ったり反省したりと気持ちの浮き沈みはありましたが方向性の確定に至り充実した時間でした。
どの講義も私にとって新しい知識を得る場であり、私のベクトルと合致する内容ばかりで楽しんで受講できました。小学生をメインに指導している自分自身には必要ないのではないかと周りからは見られるであろう内容もなかったわけではありません。しかし、どのタイミングで必要になるかわからない事であると同時に、巣立っていった子供たちにとっていつか必要になる事は間違いないことであって、その時に道を示してあげるために今学んでおくべきことなのだろうと考え貪欲に吸収してきました。
初日から日が落ち東京タワーのライトアップが綺麗に見える時間までたくさんの経験を得ました。実技・筆記・口頭試験をクリアし、専門課程の修了証をいただきました。
なぜ私が学ぼうとするのか・・・
私自身はっきりとした理由は持ち合わせてはいませんでしたが、なんとなくですが必要な事だと無意識に感じてはいました。ですが初日の講義で明確な答えを講師の先生から発せられた言葉で溜飲が下がる思いになりました。
『現状維持は衰退』
これを無意識に感じていたのかもしれません。確かに10年、20年前とはルールもスキルレベルも戦略も変わっています。プレイヤーが置かれているバレーボールの環境が状況に対応するように変化し先へと進んでいるのに、指導する側の私が立ち止まっていては子供たち(プレイヤー)に明確な方向性を示せるわけがないと考えるのです。これはバレーボールに関してだけの時事ではなく、どんなことに対しても共通することだと心にとめておこうと思います。
実技の中で少しだけ感想を・・・
「こんな人たちと一緒にプレーできるのは、講習抜きで貴重な経験だ」と思いました。プレイヤーとしてプレミアや代表とは縁も所縁もない都道府県の地区選抜がいいとこの私。しかしコートに入ればいちプレイヤー。考え方を吸収するとてつもなく貴重な時間でした。単にテキストから得る情報では到底得難い経験をさせていただきました。
必ずやこの講習で得た経験を活かしていこうと思います。
講習後一日空けて(仕事しないと・・・)所沢で審判活動を一日だけ行ってきました。来年は東北開催となる全日本大会なので来年度はこの出場選手の熱気を感じられないと思い、子供たちに負けないように頑張ってきました。予選2日目の3チームリーグ及びコート決勝(ベスト8決定戦)の4試合担当しましたが、勝ちあがった男子チームは翌日優勝したそうです。
間近でそのようなチームを見る事ができ、またまた勉強させていただきました。
by.和
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